絵の具に関連した書籍
この本で、人を動かし、幸せにする原動力というのは「やりがい」なんだなって改めて思いました。 大山会長は障害者と向き合ううちにそのことに気が付き、そしてそれを仕事を与えることで彼らに実感させたいという思いで会社を発展させていきました。 従業員さんたちは「障害者」である、ということを会長の中できちんと理解し、彼らオリジナルの効率化を考える。その心意気に、涙が出ました。 いたずらに、平等にしない。 いたずらに、差別しない。 いたずらに、同情しない。 障害者の人たちとの付き合いかたの、ひとつの指針になるのではないでしょうか。
学校では教えてくれない風景スケッチの法則―不透明水彩絵の具ガッシュを使って描く
著者はアニメ製作会社ジブリの美術(背景イラスト)出身で「ハウルの動く城 [DVD]」や「崖の上のポニョ [DVD]」等を手がけた方。そのため芸術畑の風景画家の教則本と違う点が多くとても役立つ。 他の本より優れている所(1)透明水彩ではなく不透明水彩ガッシュ(いわゆる学童用水彩絵具と同じもの)を薦めていて、ガッシュを用いて描かれている。単に筆者が使っていたからではなく、なぜガッシュが良いのかをちゃんと説明している。またガッシュでも透明水彩のように描くこともできることを実例で見せている。 (2)風景スケッチ教則本にある「よく観察して描く」というスケッチの基本だけに終わらない。単に風景を見たままに描くのではなく「絵画」に変換する際に使われる効果的な演出(例:雲の配置)について書かれている。 (3)風景描写に欠かせない遠近法はもちろん、影の法則、樹木の枝ぶりの法則などの説明がある。これを知っていれば細かい部分に目が行って
イラストスタートアップガイド アクリル絵具 (Comickersテクニックブック)
初めてアクリルガッシュをさわる人から中級者くらいまでの方にはお勧めできる内容かと思います。 各作家さんのメイキングの内容が濃いです。詳しい解説がされており、多彩な表現方法が収録されています。参考になる部分が多々あるかと思います。 メディウムの使い方など、アクリル絵具の魅力を広く伝えているところが素晴らしいと思います。
自然の鉱物や植物が使われていた古代・中世から、工業製品に取って代わる近代・現代まで、絵画に使われる絵の具や、布の染色に使われる染料の変遷を紹介した本です。 昔のは、求める色を出すのに大変苦労していたことがよく伝わってきます。 たとえば、黄色では、有毒だとわかっていながら他に代わる色材がなかったためにヒ素化合物が絵画に使われていたり、緑は安定な色材がなかったため、別の色で縁取りをしたり、上からコートしたり等・・・。 本自体も、その時代の代表的な絵や色材の写真が豊富で、とてもわかりやすいです。今までと絵画を見る目が変わりました!
ユニークな混色技術解説書。きわめて実践的で、この手の類書に多くみられる、「手を動かせばワカッテしまう無駄な知識(基本テク)」は切り捨てられている。 「入門書の無駄」=「絵画制作の実践には役に立たない饒舌部分」をスッパリと省略したところが素晴らしい。プロをめざしている画学生などには最適の本。
秋草愛さんのシリーズ本。愛さんの本を読むとやはり、スケッチに出かけたくなります。その勇気がでてくる。この本は、スケッチとは何であるのかをすごく正しく伝えていると思います。 正直言って、水彩画の技法については、それほど詳しく載っていません。まず、デッサン無視、色は混ぜるとにじむとか技法の解説はその程度。そういう基本的な事しかやってない。もちろん制作過程も数例あって丁寧でわかりやすいです。愛さんが紹介している道具は初心者の方は参考になるでしょう。が、 正直、この本はそういう技法や道具以外の部分を読むのが正解です。愛さんは童話作家ですし色鉛筆画の入門書で有名ですが、とても「スケッチ」にこだわって著作を書かれています。それはどういう事かというと、目に入ってくる物をどんどん描いていくという姿勢がビシビシと伝わってくるのです。プロの画家の人は誰でも同じなのでしょうが、そういう事を中心に入門書を書く人は